近頃は鍵がデジタル化・電子化しているようである。鍵はもはや鍵穴に挿して回すものでは無くなるかもしれない。既にタッチキーや指紋認証などが開発され、携帯も指を翳すだけで暗証番号を入力せずとも開ける事ができるようになった。
玄関の鍵で見られる電子キーといえば、暗証番号を入力するものやカードを挿入して開けるカードキーがある。また、リモコンを押す・カードを翳す・鍵を翳すものもあり、ここで既に鍵を挿すという行為はもう不要なのである。
次に、鍵を持っているだけで鍵が開くものがありスマートキーとも呼ばれている。スマートキーはダイハツやホンダなど車業界の鍵にも採用された。スマートキーは鍵のかけ忘れが心配となるところだが、鍵が離れると自動で閉まるのだそうだ。
次に、指紋認証錠という登録された指紋を確認できた時のみ鍵があくバイオメトリクス認証・生体認証というものがある。鍵を持ち歩く必要がないので鍵をなくす心配もありません。玄関の鍵や金庫の鍵、パソコン・携帯などの電子機器の本人確認でもみられる鍵ですが、鍵の性能によっては乾燥した指やお年寄りの指など読み取られにくい場合もあります。生体認証には指紋以外に瞳の中の虹彩や、手のひら・指の血管の形で認証を行う静脈認証も増えつつある。他にも声紋や顔の形など、今後も進化が続く分野である。必ず本人である事が確認できる便利な認証方法ですが、痴呆の方を騙したり悪用されたり、怪我や病気になった場合に認証できなくなる恐れもある。
場所と使う人次第で、それぞれに合う電子鍵を使うようにしよう。